おたふく風邪の予防接種の話し。怖いのは合併症です!
次女(3)がおたふく風邪と診断され、無知だった私の後悔を知って欲しくて詳しく書くことにしました(> <。)
*この記事で伝えたいこと*
おたふく風邪の予防接種は日本では任意接種です!ですが500人に一人難聴になる(しかも8割が治らない)と言う合併症がある、感染力の強い病気です。私のように後悔する前にぜひ予防接種をしてあげてください!!
ことの始まり
ある日朝ご飯食べる前に、まだうまく自分の症状を言えない3歳の次女に、「こうすると(振り向くと)ここが痛い」ってほっぺの横?下の方?を触ってるんです。熱は微熱くらいだけど、確かにちょっと腫れてるかも!と思い病院へ。
コロナ禍で行きつけの小児科は外に椅子が並べてあってそこで診察するスタイル。
一番乗りで見てもらい...
先生「おたふくのワクチン摂取ってしましたか?」
私「3歳ですが、しなきゃいけないやつは全部済んでます!」
そりゃもう自信満々って感じで答えてしまいましたが・・・
先生「おたふくかぜは任意接種のやつです。」
なに〜っ!?!?「してないと...思います。」
おたふく風邪の経験値も知識もゼロの私。
ここから先生の説明聞いて青ざめます(゚Д゚)
だって5千人に一人髄膜炎(ずいまくえん)に、500人に一人難聴になるなんて言うんだもん。
ここで初めて知ったけど、おたふく風邪って、症状が治まってから血液検査をしてようやく、本当におたふくだったかどうか分かるんだってー!
なので、それっぽい症状が出てたらとりあえず「おたふくみたいですね」って言うんだってさ!
よく様子を見て、症状が出たらすぐに知らせて下さいと言うことで診察は終わりました。
結果、その日の夜に38度の熱が出ましたが、そのあとは熱も徐々に下がり、腫れも2〜3日でなくなり何事もなく回復しました(*´∀`*)
そして症状が治ってから血液検査!
後日電話で
今回のはおたふくではなかったし、
今までおたふくに罹ったことも無いようです。
との事。血液検査の数値を見ることで、今回おたふくに感染していたのか、今までに感染した経験があるのか分かるそうです。
なぜ今までのも言うかというと、無症状のまま終わったけど、実は感染してたってことがあるみたいです!
結果おたふく風邪ではなかったものの、あの「難聴になったら残念ですが8割治りません」って言うのが強烈に響いて、三姉妹全員おたふくの予防接種を申し込む事にしました。
電話をくれたお医者さんにも、それを勧められました。
「長女はもう小学生ですが今更ですか?」と言っても、「いや、そんな事ありません、今からでも是非やっておいて下さい。」と!
そもそもおたふく風邪とは?
おたふく風邪ってどういうものか、要点をまとめると...
• 唾液腺や耳下腺に腫れと痛みをもたらすムンプスウイルスを吸い込む事で感染する顔が腫れる病気。
• 春から夏にかけて流行し、潜伏期間は長く、2〜3週間ほど。
• 感染力が強く2〜9歳の子供、ついで子育て世代が感染しやすい。
とまぁこんな感じですが、お医者さんが恐れているのは合併症の方でした!!
こんなに怖い合併症
先生が神妙な面持ちで難聴を強調して言ったり、予防接種を進めてくるあたり、本当に目の当たりにしてるんだろうな...と、鬼気迫るものを感じました。
調べてみると本当に怖いです。
こんなに色々ある中で、特に難聴の事を言われたのはきっと5歳〜9歳が一番発症する割合が多いから(>_<)
しかも上の表にあるパーセンテージ、幅はあるものの0.5%って、200人に1人ですよ!?その上おたふく風邪が原因で起こるムンプス難聴は8割り方が治らないんだそう・・・
今回調べていく中で、本当に難聴を患ってしまった親御さんのコメントも何度か見ましたが、読んでいて後悔が伝わってくるのが本当に辛かったです。
とにかく皆さん一貫して言っていたことは、
こんな合併症、知ってたら打ってた!
みんな予防接種して!!
ってこと。
みんな予防接種しよう
って言うかさ!
そんな重大な合併症がある病気なのになんで任意摂取なわけ!?
ちょっと調べたけど...日本は先進国の中でも数少ない、おたふくのワクチン摂取が定期予防接種に入ってない国でした!衝撃‼︎
でも1993年頃までは定期摂取に入ってたんだって(°_°)
じゃぁなんで今は?って言うのは日本人の心理や法律が大きく関わっているみたいです。
日本人はワクチンの予防効果よりも副作用に目がいってしまうところ・国に、もし定期摂取で何か副作用があった際の集団訴訟を免れる法整備が出来ていない、この二つによって政府がワクチンに関する決定に後ろ向きのようです・・・
私のように(結果おたふくではなかったけど)
時を戻そう〜(byぺこぱ)って言ってみたくなっちゃう状況になる前に、母子手帳見ましょう!任意摂取のページも!!
そして打とう!!
それでもなお「理由があるから任意なんでしょう〜?」っていう慎重派のママさん、息子さん・娘さんが大きくなって、「留学したい!」って言ったらどうします?
全力で応援したいですよね!
でもでも、アメリカの大学等に留学する場合、おたふくの予防接種が必須なことがほとんど ですよ・・・!
しかもね、私この記事を書いた頃予約したんですよ、おたふく風邪の予防接種を3人分。
でも実際受けられたのは4ヶ月後でした。おたふくのワクチンが今足りてないらしく、この記事から4ヶ月たち、やっと昨日下2人が受けられたんです。そのことを伝えたくてこうして追記をしています。
お子さんが留学の準備をしていたのに、「お母さんが私が小さい頃にちゃんとやってくれてなかったから私だけ行けなくなっちゃうじゃん!!お母さんのバカー!!」
って言われないように、さぁ、打ちましょう。笑
いや、笑い事じゃないね。つい、宗教めいた文面になってしまい笑ってしまいました。
それに、3歳までに打てばお住まいの地域から助成が受けられると思いますよ!今回次女はなんとかギリギリ3歳に間に合い、3,000円で受けることができました。長女は6千円払わなきゃだよ(゚o゚;;
長女も予約してあるもののワクチン足りてないし、もう3歳過ぎてるから助成が!って急ぐ必要もないしってことで、まだ後回しにされています。
すごい待つの、分かってくれました??
よし、じゃぁ打とう!の前に行きつけの小児科に予約しよう!!
おまけ
この過去記事でも紹介してるアニメ、「はたらく細胞」にも、おたふくに感染した細胞たちが出てきますよw
小学生くらいならこれ見て予防接種や体の仕組みに興味持ってもらうのがいいかも☆
筆者のツイッター↓最近の呟き。
ちゃららん
— なちゃん→三児の母×ブロガー×夫個人事業主 (@mamadattanone) 2022年2月4日
ちゃららん
ちゃららんらん
…
お風呂が沸きました。
次女
「あ、お風呂が泣いたって!」
ずっと泣いたと思ってたらしいw
なんで泣いてると思ったん?って言ったら
「熱いよーえ〜んえ〜んって。」
だって。かわいーなぁ(*´∀`*)